「たまひよの写真スタジオ」では、具体的にどのように撮影をしているのでしょう。
撮影は、カメラ担当、コミュニケーション(お子様のあやし)担当、オペレーション(写真のレタッチ)担当の3人でチームを組んで行います。また、チーム内での役割担当は時間ごとに変わっていきます。めまぐるしく変わる1日の仕事をご紹介しましょう。

仕事はローテーションで分担

「たまひよの写真スタジオ」では、仕事はローテーションで分担します。カメラマンはカメラだけ担当するというように、人に仕事が張り付くことはありません。カメラ担当、コミュニケーション(お子さまのあやし)担当、オペレーション(写真のレタッチ)担当3種類のすべての仕事ができるようになって一人前です。

動ける年齢のお子さまとは、カメラを手に一緒に動きながら撮影していきます。月齢の小さなお子さまとは、一緒に寝転がった姿勢で撮影したり、また、天井から吊ったカメラでお子さまを上から見下ろして撮影したりもします。
コミュニケーション担当との連携も大切です。息を合わせて。引き出してくれた一瞬の笑顔を逃さず撮影します。

お子様の体勢に合わせて様々な角度から撮影します。

お子さまをあやすというより、お子さまと仲良くなって一緒になって遊び、楽しんでもらうことの担当。お子さまの自然な笑顔を引き出しつつ、視線をカメラへと誘導するのが仕事です。月齢の小さなお子さまにはパペットやシャボン玉で興味を引いたり、大きなお子さまとは一緒に走り回ったりしながら、お子さまのありのままの表情をカメラ担当に捉えさせます。

おもちゃで興味を引きながら、自らが移動してカメラへ視線を引き付けます。

写真のレタッチのことです。撮影が進んでいる間に、データを受け取っては同時並行で、目をつぶってしまった写真などを取り除いたり、最適のバランスに色の補正をしたりします。

いかがでしたでしょうか。カメラの技術だけでなく、コミュニケーション力もレタッチの力も必要であり、その力はたまひよの写真スタジオの勤務で養われていくことがわかるかと思います。